温故知新

今日も今日とてぼちぼち制作しております。もう一年ほどHighlightという言葉をキーワードにして、古典美術と現代美術の差…その間にあるものは何なのかということを模索しているのですが、まだ完全に答えが出た、というも訳でもありません。まぁ、昔と今の美術の質感を分けているものが何なのかと言うと、宗教性が関わっているか否かというのが最も大きな要因だと思うのですが…

 うーーーん。どうも宗教という一言だけでは今昔美術の差は片付けられないような気がします…それは今の美術だって全く宗教性が無いものでもないし、また社会的な背景、政治、戦争もろもろの事も関わっているでしょうから、到底一言では済ませられない問題だと思います。

 ですが、作品を見て「これは重厚な作品だなあ」とか「これは軽佻浮薄な作品だ」と思ってしまうイメージの差は、美術ないし芸術の根本を辿る上で割りと重要な要素だと思っておりますので、地道にコツコツ、模索していきます。





おまけ:自宅の食器や日常品を静物画っぽく撮影してみました(家だとライティングが難しい!)。

これは次の作品につながる予定です。